ポーランドから来た不思議なあの子
-fenek studio アトリエ探訪-

ひと目見て思わず「かわいい!」と声が出ちゃいませんか?
こちらは、ポーランドの首都ワルシャワにアトリエを構える「fenek studio」の作品です。

これは一体何の動物なんだろう、よくわからないけど可愛い、そんなゆる〜い佇まいが魅力の不思議な“いきものたち”。
空想の世界からトコトコと抜け出してきたかのような、なんとも癒される子たちがどのように製作されているのか、オーナーの谷がアトリエを訪ねました。

fenek studio (フェネックスタジオ)

ポーランドの首都ワルシャワに小さなアトリエを構える、デザインスタジオ兼陶器のワークショップ。ポズナンのデザインスクールを卒業した若い女性クリエーター2人が中心となって、2014年に立ち上げ、自由に、実験的にいろんなデザイン活動を行っています。

 

“不思議なあの子”たちとの出会い

東京幡ヶ谷の大人気焼き菓子店「Sunday Bake Shop」さんにイベントの打ち合わせにお伺いした時、ショーケースに入っていた個性的な顔の作品たち。

それがfenek studioとの出会いでした。

 

「可愛い、可愛い」と見ていると、Sunday Bake Shopの島崎さんと松政さんのお気に入りで、ポーランドに実際に見に行って買ってきたとのこと。

その場で話は盛り上がり、オーナーの谷がポーランドに行って、fenek studioと話をしてきて、いつか一緒にイベントとかやれたらいいね!ということになりました。

いざ、ポーランドへ!

打ち合わせの翌日、思い立ったが吉日!ということで、fenek studioに取引をしたいと早速連絡を取り、フランス出張に合わせて、行き先にポーランドを加えました。

そして実現したアトリエ訪問!

 

小さな小さなキッチンがついていて、お店のような作業場のような家のようなアトリエでした。

 

お風呂やキッチンなど、昔のお部屋と思われる名残があるのが面白かったです。

 

何より新鮮に感じたのが、お茶を飲んで会話を楽しみながら制作をしていること。

作家さんというと一人黙々と作品と向き合うというイメージがあったので、ワイワイ作業をしているのを良いなぁと思いました。
明るいけど少し慎ましい、日本人にも通じるところがある雰囲気にも好感が持てました。

 

お菓子を頂きながら、実際に作品を見せてもらいました。個性的な作品ばかりでワクワクしっぱなしでした!

彼女達が作る、愛嬌のあるちょっと変わった陶器たち。

実際に作陶されている和やかな現場を見て作風を納得しました。実験的に、言うなれば好き勝手作りたいものを作っている姿を魅力に感じました。

 

最初、卸すことに難色を示されたのですが、実際に足を運んでいたこともありなんとかクリア。

一つ一つハンドメイドで作られているからこそ同じものは一点もありません。

「ふしぎないきもの展」を開催した時、とても好評だったので、彼女達も喜んでくれていました!
日本で扱っているところがまだないので、このご縁を繋いでいきたいなぁと思っています。

 
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